きなこの検査結果が出た

悲しそうなきなこきなこ日記

前の記事では悪戦苦闘の末、きなこをキャリーバッグに押し込み、無事病院で診察して貰ったところまででした。

この記事では肝心の検査結果についてお話します。これで大きな病気でもあったらどうしよう…と気が気ではなかったのをよく覚えています。

基本的な健康診断

悲しそうなきなこ
悲しそうなきなこ

① 体重測定→3.0 kg
② 性別→メス
③ 年齢→はっきりと分からないが若そう。一桁前半?

やはり性別はメスでした。一番最初は体が小さいことからオスの子猫かなと思っていましたが、顔が穏やかなかわいらしい顔をしているし小柄でほっそりしているし、メスなのかなと薄々気付いていました。

年齢は若そうということでした。野良猫はいつ生まれたか分からないため、歯を見て大体の年齢を推測するそうです。しかしきなこの場合よく分からないとのことでした。それでも一桁前半と思う、とのこと。

まあ、厳しいノラの世界です。野良猫の寿命は2-4年程度だと言われています。
この数字は大半が子猫の間に亡くなってしまう事で平均が押し下げられているのかも知れませんが、それでも数年しか生きられないという厳しい世界には違いありません。いつ事故にあうかも分からないし、病気になっても動物病院に連れて行って貰うことも出来ません。そもそも今日食べるものすら保証されていないという厳しすぎる生活…。

とりあえず、きなこは3歳ということにしておきます。実年齢は不明です。実はおばさんの可能性もあります。

きなこ
きなこ

失礼ニャ。ぴちぴちニャ

猫エイズ、猫白血病、レントゲン


猫エイズと猫白血病の検査をしてもらい、幸いどちらも陰性でした。

野良だと結構な割合で猫エイズ、猫白血病に罹っていると聞いていたのでこれは本当に良かったです。

もちろん医療も進歩して陽性でも発症を遅らせることが出来るようになっていると聞きましたが、それでも陰性に越したことはないです。よかったよかった。


レントゲンも撮って、骨・内臓ともに問題なし!健康そのものとのことでした。

きなこ
きなこ

健康がいちばんニャ

血液検査


同時に血液検査もして貰いました。おしりにお注射を刺されて血を採られたきなこ…怖かっただろうに(笑)

さて結果ですが、白血球・赤血球・血小板などを含め多くの項目で基準内で問題無かったのですが、2点異常ありでした。

①CK (筋肉・神経)→めっちゃ高い
②GLU(血糖値)→めっちゃ高い

①CK (筋肉・神経) これが高いと筋肉などの炎症反応が起きているとのことでした。
基準値が87-309なのにオーバー2000と非常に高かったです。どうしたのきなこ。

②GLU(血糖値) 71-148が基準のところで440でした。
人間でも血糖値が高いと糖尿病などが疑われますが、この数値は興奮や緊張で大きく変動するため、たぶん興奮状態だからでしょう、とのことでした。

そりゃあれだけ大興奮で大暴れすればこの結果になりますよね(笑)

きなこ
きなこ

(ドキドキドキドキドキドキ)

心臓が悪い可能性が出てきた

ところで血液検査の説明を受けている時に、心臓が悪い可能性があると告げられました。
具体的にどの項目が気にかかったのかは忘れてしまいましたが、多分先ほどのCK (筋肉・神経)だったと思います。

心臓が悪いと長生き出来なかったり、心臓の手術が必要になったりする可能性がある大問題です。

これは一大事です。詳しい検査をするために追加の検査を行う事になりました。

避妊手術の日程の相談

検査結果の説明があったのち、避妊手術の日程の相談が行われました。

私としては今日この後に手術でも良かったのですが、さすがに獣医師さんにもご都合があります。
相談の結果、3日後に手術を行い、2日入院して5日後に退院するスケジュールになりました。

そしてありがたいことに、手術の日まできなこを預かってくれるとのこと!

きなこを保護したのは突然のことだったので、うちの家は猫をお迎えする準備が全くできていませんでした。例えば、うちには猫用のケージがありません。ベッドや爪とぎなども何もありません。

病院で預かって貰っている間に部屋を掃除したり必要なモノを買いそろえたりするつもりだったので、数日間預かって貰えるのは大変助かりました。

きなこ
きなこ

(5日も病院でお泊りなんて…ドキドキドキドキドキドキ)

というところで今回はここまでにします。

この記事では動物病院に無事に到着。最初に必要な様々な検査を行った場面をご紹介しました。

次の記事では退院の日の様子をご紹介。いよいよ楓家にお迎えする日が来ました。

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